the TRUMAN show

トゥルーマン・ショー [DVD]

トゥルーマン・ショー [DVD]

インディペンデント映画に出来ないものはやはりどうしてもある。例えばロードオブザリングなんかもそう。エキストラの多さやセットの豪快さは言わずもがな、映画の中にひとつの空間を徹底的に生み出せるのが大作映画の強みだ。
この映画はなんといってもアイデア勝ちで、存在が無駄というべく大作映画が氾濫する中、作るべきものを作り上げている、という点がとてもいい。こういう映画を見ると、スタッフの努力や結束力を勝手に想像してしまうものだから関係ないところまで、思わずじんわりしてしまう。良いエンターテイメント映画だった。

uptown girls

ストーリーだけを純粋に取り除けばそんなに悪いものじゃない筈だと思うが、センスが決定的に欠けている。不必要な部分の退屈なカットが多すぎて、頭が痛くなってきてしまうのだから頂けない。音楽も適当すぎる。ダコタちゃんの名演技がもったいないなあという気がした。

I Never.

More Adventurous

More Adventurous

Rilo KileyのI Neverという曲を聴いていて、歌詞の内容に気付いて驚いた。こんな曲を書く人だった事を、今まで知らなかったことを恥じるべきかもしれない。私が思ったことを彼女が意図していたかどうかは定かではないから、まあいいけれど。

ここで歌われているyouを私なら誰に当てはめるか。それは間違いなく、ディランであり、ニールヤングであり、アダムグリーンであり、ルーリードであり、ジムモリスンであり、カートコベインになるのだろう。(書ききれない)もはや会いたいという感情さえ湧かないし、会えなくて十分である人たち。だってそんな事は、必要でさえないから。

この曲をジェニールイスが上手に歌ってくれなくてよかった、と思う。黒人歌手みたいにかっこよく歌い上げてくれなくてよかった。

Kimya

そういえば、書いておこうと思って忘れていたものを。
キミヤの旦那さん、Angelo Spencerのページ。

http://www.myspace.com/angelospencer

kimya繋がりで、Matty Pop Chartもお薦め。kimyaの妊娠でツアーがキャンセルになってしまったらしい。彼女との曲も聴けます。

Entrance

http://www.entranceband.com/
ルックスが完全にシドバレット化している。しかしUS。シドバレットがいた頃のピンクフロイドが好きとあって、ああやっぱり!と頷いてしまった。音はかなり出来上がってる感ありで、ライヴとかすごくドラッギーなものをやってくれそう。ブラックサバスが好きともあるのだけど、うーーーっすらそれが音からも伺えるところを見ると、ほんとに好きな音楽に触発されて自分なりに組み立てていく人なんだろうなあと思った。ヴァインズのレベルまで行ってしまうとアレだが、まだこちらは幅があるのではないかしら。

Feathers

http://www.feathersfamily.org/
デヴェンドラファミリー、らしい。(書いた後シルバニアファミリーに見えた。そう見えてしまった人、違うよ)メンバーは8人。きつめの異国臭だったり、サイキックだったり、マブかわだったり、色々な顔を魅せてくれる音楽がとても魅力的。

Espers

http://www.espers.org/
フォーク強めのサイケフォークという感じだろうか。男女両方ヴォーカルあり。こっちも6人編成で結構人数多め。drag cityから最近アルバムが発売された模様。ちなみにこのバンドも、上に書いたファミリーに入るらしい。

Currituck Co.

http://home.earthlink.net/~kb8000/
ブルックリンではあるけれども、これもまたデベンドラファミリー。

Josephine Foster

http://www.locustmusic.com/josephinefoster.html
デベンドラコンピに収録されている、そしてこれもまたデベ(以下略)。女版デベンドラといってもいいくらい、曲の雰囲気や歌い方までもが似ている。

Kiddo

http://www.kiddopop.com/
Kiddoと聞くと、いかんせんThe OCを思い出してしまう。いや、全然関係ないし、これはデベンドラ一派でもない。デトロイトのカワユスガレージバンド

The Like Young

http://www.thelikeyoung.com/
シカゴの男女二人のユニットバンド。こう書くとすぐにキルズかホワストをイメージしてしまうのが常だと思うのだけど、このバンドは何故かどうしてウィーザーを没頭させる。キャッチー、そして女子Vo.のせいあってか弱アマアマという雰囲気。だけど演奏はかなりしっかりしている。

オーノー!

誰かの結婚式の模様。笑わせてもらいました。こゆの見ると、PC前とはいえスタンディングオベーションしたくなってしまうね。禿げ氏先頭もなかなかいいです。
http://youtube.com/watch?v=uojhahf7lo4

元ネタはもちろんコレ。
http://youtube.com/watch?v=bav63MWNUKg


これを一緒にやってくれる人、募集中です。

ディランを聴け!! (講談社文庫)

ディランを聴け!! (講談社文庫)

聴き方が違いすぎるせいだろうか、著者の感性についていけなかった。ディランについての本であるのに、まるで違う話について書いてあるような印象を受けた。ディランもとより曲に対しての粗野な文章には閉口してしまうばかり。理解に苦しむ。

文芸 2016年 02 月号 [雑誌]

文芸 2016年 02 月号 [雑誌]

角田光代の小説を初めて読んでみた。文藝に収められていたフシギちゃんという短編小説。ああこんな感情もそういえばあった(ある)ということを再認識するに近い行為が、小説ではよくあったのだなとふと思い出す。しかし、それとセレブのゴシップ記事のなにが違うのかと言われたら私は回答に困るだろう。暇つぶしの粋をでない面白さと言ったら失礼かもしれないが、これは私が小説の中に欲しているものとは本質的に違う作品だと思った。

  • 追記

リプレイスメンツ再結成だって!!!